――肉スライス加工作業とは
パートではあるんですけど、主にスライスのほうを担当しております。肉の加工になります。お客様からのご注文を受けまして、いろんな種類ありますけど、豚、牛、鶏とあります。注文の内容はお客様のご希望によってミリ数も違います。あとはカットの規格も違いますのでそれぞれのカットの仕方があります。注文に応じてそれを承っております。やり方とサイズ、ご注文通りご要望通りに加工しております。
――牛丼、焼肉、すき焼き等調理方法によってスライス
主にスライスカット加工ですが、牛丼用、あと焼き肉用などもございますし、あとすき焼きやしゃぶしゃぶ等もございますが、お客様によって何をお使いになっているかというのも、全般に聞いているわけではございません。
もちろん具体的に指定してもらえることもございます。あとはこちらでアドバイスというか、「こういうお肉を使いたいんですけど何ミリぐらいで大丈夫でしょうか?」そういう感じのご質問を受けます。牛丼用でもやはり、それぞれお客様で2ミリ指定のところもあれば1.5ミリ指定のところもあります。
――お客様のご希望で『ミリ単位でスライス可能』
加工指示は事務受付のほうで受けて「できますか?」という話で「大丈夫です」という確認が来ます。当社規定での特に何ミリ~何ミリっていう決まりはなくほぼお客様の指定通りの厚みでやっております。またシーズンもありまして、すき焼きが出る時のすき焼きでもやっぱり、2ミリでうちは規格しているんですけど3ミリの場合もありますし、どうしてもお客様の声を重視して変更します。
――15年間培ったスライス職人技
正直申しますとやはり夏と冬の違いも、季節による違いもあるんです。私がやっているものは主にちょっと解凍しないとスライスができないものなんです。その解凍をしすぎるとスライスができない、その解凍の何というか慣れですね。「これぐらいの解凍だとできるかな」というところはもう自分で決めております。それぐらいはまあ、何年いて身についたといいますか、わかるようになりました。
――季節ごとに解凍具合なども大事
夏ですと肉はやはり溶けやすいじゃないですか。そういうので変えてはおります。「どれくらい出しといてスライスができるか」というのはもう感覚でやっています。例えば「5分置いているからもうできるか」というわけでもなく、それはもう季節で変わりますね。どうしても厚いのと薄いのとまた置き方も違いますけど、それぐらいの技術といいますか。あとは並べ方とかそういうのも自分の中では見た目のやはり「美しく」といいますか美観もあるんですかね、やはりお客さんの目を引くように並べるにも自分のこだわりがあります。
――パッキング美観も主婦目線で好評価
切るだけではなくてトレーにセットアップもやります。機械によってはガーッと切ってこうやって、皆さんに手伝っていただいてやるときもありますけど、主に自分でやっています。綺麗にやっていると、ヤフーショッピングの評価もすごく上がっててそれを聞くとやっぱりすごくやりがいがあるといいますか、はい崩せないですね(笑)。
――最後まで信頼もらい任せれている
同じ値段だったらきれいなほうを買いますよね。私は主婦目線からしましても、スーパーへ行ってもやはり同じものでしたら、ちょっと見た目をこう見ちゃいます。「あっ自分のほうが」とか(笑)それは冗談ですけど。それは見ます技術的なものも、外でも見てまわっています。やりがいは、その「きれいにする」というところです。結構社長が任せていただく方なので、私の中ではそこはもう任せてもらってる感じです。